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コンフィとは豚、鴨、がちょうなどをそのものの脂肪で低温でじっくり火を入れる。他には、前回ご紹介した砂糖漬けした果物。という意味であり、ラテン語conficere「準備する」が語源です。 私たちがよく知っている鴨のコンフィはフォアグラにしたあとの大きくなりすぎて硬い鴨のもも肉を美味しく料理をする為に、作られます。双方のコンフィは保存食でもあります。 鶏のコンフィ プティポワのフランス風 2%の塩をして一晩置いた鶏もも肉の塩分を洗い流し、水分をよく切り、キャセロールに鶏肉を入れひたひたのサラダ油を注ぎ、蓋をして100℃のオーブンで一時間半(竹串がすっと通るくらい)火入れをします。取り出して200℃のオーブンで15分くらい、焼き色がつくまで焼きます。 コンフィは脂に使った状態なら冷蔵庫で一か月はもつので、急な来客にも便利です。肉、そのものの脂を使ってコンフィを作っている場合は、フランスではその脂を使ってポムフリット(ポテトフライ)を作り、添えます。甘くて大変美味しいです。もちろんコンフィはそのままほぐしてサラダに入れても美味しいですし、パリのマダムはコンフィをほぐしてジャガイモと重ねて、アッシェパルマンディエを作って下さいました。 プティポワのフランス風は 細切りベーコンとタマネギをソテーして、プティポワ(さやえんどう)を加え水で煮たものです。今の季節、色も美しく美味しいです。 コンフィもプティポワのフランス風も、フランスでは缶詰がでております。コンフィの缶詰はとっても美味しくて便利ですが プティポワの煮物は残念なお味でした。
by chezchieko
| 2012-04-21 11:14
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