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京都でフランス家庭料理を主宰しております。
by chezchieko
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フランスの味
 すっかり季節が春に変わり 桜の開花が待ち遠しいこの頃ですね。
3月の初めより 8日間 シャラント県のアングレーム コニャック地方~ボルドー サンテミリオンを旅してまいりました。
アングレームはフランス南西部 トリュフとフォアグラの有名な地方で 国際漫画祭が開かれる街でもあります。車で40分ほどのコニャック地方では コニャックのカーブを見学し 製法などを説明して頂きました。アングレームからTGVで1時間ほどのボルドーやサンテミリオンでも シャトーを廻り 世界遺産の街に触れることが出来ました。
フランスの味_e0187903_2053836.jpg

アングレーム~コニャックまでの3日間はアングレームの友人を訪ね 随分とお世話になりましたが
その時に友人宅でおもてなし頂いたアンディーブのグラタンがとても美味しく忘れられない思い出の味になりましたので もう一度再現してみました。
フランスの味_e0187903_2053886.jpg

アンディーブはベルギー産のものが輸入されており、高価であることが多いのですが
最近は日本のちこり村でアンディーブが栽培されており 比較的 入手しやすくなりました。
国産のものは少し柔らかめですが 苦みが少なく使いやすいと思います。
アンディーブのグラタンはフランスの冬の家庭料理です。
ほろ苦さとベシャメルソースが相まって優しいフランスの家庭の味だと思います。
フランスの味_e0187903_20535166.jpg

アンディーブのグラタン
アンディーブを縦に2つに切り 少量の水 レモン汁 塩を加え 蓋をして柔らかくなるまで 茹でます。
取り出して水気を切ったアンディーブにハムを巻いて バターかオリーブオイルを塗った耐熱皿にきっちりと並べ ベシャメルソースとグリュイエールチーズをかけて オーブンで表面に焼き色がつくまで焼成します。
ベシャメルソースの濃度が薄いと水っぽい仕上がりになるので少し濃いめにしてアンディーブの水分を切り過ぎないように工夫すると美味しく出来上がります。

by chezchieko | 2014-03-26 20:56
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