野菜と接していると 環境によって性格が違うと思うのです。
急に何を言い出すのかと、驚かれる方もおられるでしょうが
整った環境でたくさんの肥料を頂き育つ野菜はエリート野菜。美しいフォルムをしていて レストランで美しい一皿を作ってくれることでしょう。野性に近い野菜は雨風に打たれながら 雑草のようにたくましく育ち 個性的な味をだしてくれるでしょう。
人間と同じかな? 十人十色と、つくづく感じてしまいます。
イタリアの野菜 黒キャベツは葉野菜でありながら煮込みに適する野菜。 黒キャベツを 初めて使った時 もちろん日本のキャベツのように生食向きではないのは分かっておりましたので 茹でては見たのですが 茹で方が足りずに硬くて食べられなかったことを思い出します。その後は煮込みやミネストローネに使うことの多かったこの野菜を今回はじっくり茹でて保存したものを使ってみました。
さつまいものニョッキ 黒キャベツのトマトソース
さつまいものニョッキのトマトソースに黒キャベツを加えて少し煮込むと甘味もプラスされ大変味わい深い力強いソースが出来上がりました。